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薬剤部
お知らせ

抗がん剤カペシタビンと抗血液凝固剤ワルファリンの相互作用に関する臨床調査

2012年9月20日

 ワルファリン(商品名:ワーファリン®錠など)は、血液凝固阻止剤と呼ばれる薬で、心筋梗塞や血栓症の治療や予防に非常に大切な薬です。その一方で、ワルファリンは一部の薬や食品との飲み合わせ(相互作用)に注意が必要と言われています。しかし、年々新しい医薬品が開発されている中で、これらすべての新規医薬品との相互作用について充分に情報が得られているとは限らないのが現状です。
 私たちは、患者の皆様へより質の高い薬物治療を提供する上で、相互作用のより詳細な情報を蓄積していくことが責務の一つと考えています。その一環として、今回、私たちは新規抗がん剤であるカペシタビン(商品名:ゼローダ®錠)とワルファリンとの飲み合わせによる血液凝固作用への影響について、他の大学および医療機関とも連携して調査(多施設共同研究)を実施いたします。本調査では、カペシタビンとワルファリンを同時期に投与された患者さんを対象として、患者さんの診療情報(カルテに記載されている検査結果など)を一部使用させていただき、ワルファリンの抗凝固作用への影響(程度・期間)をまとめ、評価します。
 本調査の実施については、患者さんの個人情報保護に充分配慮します。評価後、しかるべき学会や誌上において発表することがありますが、患者さんを特定する情報は完全に保護され、公表されることは決してありません。この調査研究に関して、ご意見・ご質問等ございましたら、または診療情報の使用を拒否される場合は、下記担当者までお問い合わせください。拒否されることで患者さんに不利益が生じることは一切ありません。
 何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

研究責任者 池西政幸
 担当者 上田睦明
電話:0743-63-5611(代)

薬物療法の最適化への取り組み

天理よろづ相談所病院を利用されている患者の皆様へ

2011年6月1日

 天理よろづ相談所病院薬剤部では、院内の診療科や病棟と協力し、臨床研究の一環として、患者の皆様の診察時に得られる血液中の薬物濃度の測定値や臨床検査値等について、診療録等の医療情報システムを活用した疫学的調査研究を行っています。これは、医薬品をより有効にかつより安全に使用するための方法を確立することを目的としています。
 これらの研究は、疫学研究に関する国内の関連法規に従って行われるものであり、天理よろづ相談所病院が設置する倫理委員会の承認を受けたものです。研究を行う際には、個人情報の取り扱いに細心の注意を払い、研究以外の目的でこれらの情報を用いることはありません。また得られた結果は個人が特定できないような形式で学会や論文等の手段によって公開する予定です。
 これらの研究成果を通じて、各診療科や病棟など医療現場で発生する様々な問題が解決され、ひとりでも多くの患者の皆様により質の高い薬物治療をご提供できればと考えております。どうぞご理解とご協力をお願い申し上げます。

研究課題名

「医療情報システムを活用した医薬品の体内動態と薬効・副作用情報の体系的評価および薬物療法の最適化に関する研究」

詳しい情報をお知りになりたい方は、下記薬剤部担当までお問合せください。

    連絡先:天理よろづ相談所病院 薬剤部
    住所:奈良県天理市三島町200番地
    電話:0743(63)5611(代表)(担当 上田睦明)

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