在宅世話取りセンター
診療内容

「在宅医療相談室」開設のご案内

 1991年に天理よろづ相談所病院(以下「当院」)に在宅世話どりセンター(以下「在宅センター」)が開設されて、はやくも20年以上が経過しました。その間、当院での治療を受けてこられた方々の在宅での療養生活には一定の役割を果たせてきたかと考えています。
 一方、昨今の少子高齢化時代の波は、療養者のQOLへの配慮から、そして医療経済的な事情も加わり、在宅医療への依存度が高まっています。現に、厚生労働省、地域自治体、そして医師会が核となって「地域包括ケアシステム」の充実が計画され、多くの方々の関心が集まっています。
 こうした状況の中で、当在宅センターは、公益財団法人の病院の一部門として、天理地区の「地域包括ケアシステム」での相応の役割を果たすべきと考え、天理医師会ともご相談の上、「在宅医療相談室」を開設することとなりました。従来よりも地域に開かれた在宅医療の実践を通して、少しでも地域医療に貢献できればと考えております。

名称

 在宅医療相談

開設

 平成27年(2015年)4月1日

場所

 (公財)天理よろづ相談所病院 本館・南病棟1階

目的

 当院の社会的貢献のひとつとして、地域包括ケアシステムの円滑な普及に資する。

対象

  1. 当院への受診歴の有無に関わらず、地域の医師・ケアマネージャー・家族や介護者を通して当在宅センターによる在宅医療あるいはその相談を希望される方。
  2. 過去に当院への受診歴があっても、現状において受診する診療科が分からない場合などで、当センターでの在宅医療あるいはその相談を希望される方。

 ※当院の主治医を介する紹介については、従来通りとし、この対象の限りではない。

方法

  1. 完全予約制の「在宅医療相談」とする。
  2. 地域医療連携室を窓口とし、予約日に、自費(1回1時間程度、5,000円)による相談を行う。当面、相談日は火曜日午後とする。
  3. 相談を契機に、在宅医が在宅医療の必要性を判断し、医療保険対象として総合内科カルテを作成して、日を改めて第1回目の「往診」または「訪問診療」を行う。
  4. 在宅医療対象者と判断されれば、在宅センターの内規に準じ、医療保険および介護保険制度を利用して正式に在宅医療を開始する。
  5. 原則として、他院からの紹介を必要とする。

制限事項(ご注意下さい)

 在宅センターからの距離・訪問に要する時間、介護人の有無や介護力など、在宅医療継続困難が予想される場合には、在宅医療相談が行われたとしても、訪問診療や訪問看護実施のご希望に添えないこともありえますので、ご了解下さい。

在宅医療研修

在宅医療専門医研修(対象:初期臨床研修修了後の医師)

 当センターは、日本在宅医学会の専門医研修施設としてプログラム認定を受けています。卒後4年目以降の医師の方は、当センターを主体とした1年間の研修を受けることによって、在宅医療専門医試験の受験資格を得ることができます。また、専門医取得を目指さないが、在宅医療について学びたい各専門診療科の後期研修医にとっても、病院に勤務しつつ在宅医療研修を受けられる貴重な場でもあります。
 当センターにおいて在宅医療専門医研修を希望される方、現在、各診療科専門研修中の方で短期研修を希望される方は、まずは当センターまでご連絡ください。

 

初期研修医・医学生に対する在宅医療研修

 当センターでは、毎年、当院ジュニアレジデント(10名程度)に対して1週間の在宅医療研修を行っています。医学生の見学も随時受け入れていますので、当センターの見学、研修を希望される方は人事課までご連絡下さい。

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