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診療放射線技師

概要

 診療放射線技師はX線撮影や放射線治療業務だけでなく、画像作成や線量管理、装置管理、医療情報管理、医療安全活動など幅広い領域で活動しています。

 日々の業務で高度な放射線診療に関わるため、知識と技術に基づいた信頼される医療人としてチーム医療に参画し、様々な職種の方とコミュニケーションをとりながら、患者さんに安全・安心な医療を提供できるよう努めています。個々の能力を活かしながら、部門を跨いだ業務シェアを行うことで、お互いをサポートし合える環境を作りつつ、広い視野・経験を持った人材を育成しています。

 さらに意見交換のしやすい環境を築き、自分たちで考え、提案し、行動できるチーム作りを目指し、業務改善や医療の質向上に貢献したいと考えています。また “学術研究部”を設立し、研究活動のサポート体制を整え、研究成果の発表し、学会・研究会に参加することで、情報の収集と発信に取り組んでいます。

放射線部 技師長
寺口 昌和

 

放射線部スタッフ

 放射線部には、技師長1名、副技師長2名、主任6名を含めて合計51名の診療放射線技師(以後 技師)が所属しています。このうち女性技師は10名です。(2023年5月現在)

 

所属部署

  • 東西病棟診断部門:11名
  • 外来棟診断部門:15名(研修5名含む)
  • CT・MR部門:11名
  • RI部門:4名
  • 放射線治療部門:10名

 当院が掲げる「笑顔と親切」を合言葉に、患者さんの心に響くような、やさしい医療を提供できるように心がけて日々の業務に励んでいます。

 

診療放射線技師の業務範囲

 一般撮影、IVR、CT、MR、RI、放射線治療と広い領域が守備範囲ですが、医療の高度化に伴い専門分化が進んだ影響で、比較的狭い専門領域に専念する形で業務に当たる場合が増えてきています。しかし、これから他職種との業務連携を含め、診療放射線技師が専門医療職としてさらに活躍していくためには、広い視野に立って考え実践できる能力を備える必要があります。

 

業務シェアリング

 当放射線部では、所属部署を跨いだ業務シェアリングを積極的に推進することで、他部署の業務であっても経験することができ、個々の基礎力の向上につながると考えています。このような柔軟な勤務割り当ては、救急医療を担う夜間・休日診療への対応に役立つだけでなく、細分化された日常業務を広い視点で見つめ考える契機となり、業務改善や医療レベルの向上につながるものと期待しています。

 

放射線部の役割

 放射線部の役割には、当院の医療水準に見合った質の高い最先端の医療技術を提供するスペシャリストの育成と、医療機器の効率的な運用と整備があります。急速に進歩する医療の前方を見据えて、最先端医療技術を安定して提供できるよう、学会や技師会、研究会の活動に積極的に関与しています。

放射線部研究発表会

 院内においても2022年度で56回目を迎える「放射線部研究発表会」を定期的に開催して、多くの関連職種と意見交換に努めて研鑽を重ねています。

躍放会

 また、放射線部には関連全職種が参加する親睦団体「躍放会」があり、なごやかな場で意見交換できる環境も充実しています。

 

専門医療職の一員として診療に貢献

 最後に、これからも専門医療職の一員として、高いモチベーションを持って積極的にチーム医療に関わり診療に貢献していくことを目標にして、憩の家にふさわしい職種として成長していきたいと考えています。

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