もどる

乳腺外科
研究と業績

論文・学会発表

 

手術

乳癌手術(2011年) 117件
  乳房温存手術 82件(温存率70%)
  センチネルリンパ節生検 84病変(72%)

 

センチネルリンパ節同定率 97%

 

進行乳癌(2011年)
術前化学療法 19例
乳房温存療法 9例

 

検査

外来検査(2011年)
マンモグラフィー(乳房撮影) 1199件
エコー(乳房超音波検査) 1513件
吸引細胞診(USガイド下を含む) 276件
生検(針、切開) 73件
マンモトーム(US下を含む) 43件

 

乳癌術後の定期検査

 乳癌治療のガイドラインを基本に、個々の再発危険因子に従って半年あるいは1年に1回の定期検査を行ないます。
 2011年から乳がん術後地域連携を導入し、近隣の連携医(当院の勉強会に参加し、当院と契約を結んだ「かかりつけ医」)がおられる場合、術後安定期後に連携医と協力して検査を分担致します。

術後5年以内

 腫瘍マーカー、胸部レントゲン、腹部超音波検査、骨シンチグラフィー、マンモグラフィー(乳房撮影)を基本に、症状に合わせてCT、MR、PETを行ないます。

術後5年以降

 マンモグラフィーを基本に、症状に合わせて検査を予定いたします。

乳腺公開勉強会

 術後のケアのみならず、乳癌の啓蒙を目的に、患者さんや家族、医療関係者を対象にした公開勉強会を企画し有用な情報を提供しています。
 最近の乳腺公開勉強会のテーマは

  ・「乳房再建手術」(2012年7月、講師 形成外科 義本部長)

でした。以降、希望がおありの方に、乳癌手術時の一時的(同時)再建を提案しております。
 術後を含めて、お気軽に御尋ね下さい。

 以降の公開勉強会のテーマと開催日時は地域医療連携室(HP上で更新を行っています)と乳腺外科外来で広報致します。
 直近の公開勉強会の予定は地域医療連携室のHPで更新いたしますので御確認下さい。
 通常、会場は当院外来棟で、入場は無料です。参加者のアンケート結果を参考に公開勉強会のテーマを決定しておりますので御協力願います。

リンパ浮腫外来

 昨年来、リンパ浮腫外来の創設に向けてモニターによる調整を行なってきました。モニターとして参加いただいた乳癌術後の方の御意見をもとに、関係部門の体制を調整中です。
 現在、乳癌術後の上肢のリンパ浮腫を対象として、2012年11月のスタートを計画中です。
詳細は外来医師、看護師にご相談下さい。

研修医の皆さんへ

天理よろづ相談所病院 乳腺外科

 乳腺外科の診療範囲は外科の従来のワクにとどまりません。予防から検診、全身治療、緩和ケアまで、関連領域と様々な視点を共有し、連携を発展させつつある領域です。全人的医療の入り口と言えるかも知れません。
  以下に当院乳腺外科の後期研修(卒後3年目以降のシニア・レジデント)の研修内容を紹介致します。
 新たなチームメイトをお待ちしています。

 

乳腺外科 研修コース

特徴

 本コースは院内乳腺グループの連携を重視し、外科にとどまらず広い視野を備えた臨床医を目指すコースです。

カリキュラムの概要

 研修期間は4年間で関連科である外科専門医を取得します。この間に、日本乳癌学会認定医(5年目)の申請に必要な研修を修了し、乳癌学会専門医(6年目)の取得を最短で目指します。

関連科との連携

 乳癌治療は手術では乳房の温存手術、腋窩はリンパ節郭清にかわるセンチネルリンパ節生検など手術の縮小が近年の動向です。
 手術の生命線は適応ですが、さらに乳癌手術の縮小では関連部門との連携が不可欠です。各種画像診断と病理組織学的評価の理解の上に、手術のみならず放射線療法や全身療法の適切な適応が可能になると言えます。

院内乳腺カンファレンス(毎週金曜日)

 当院では1994年から、院内乳腺カンファレンス(病理部、放射線科、細胞診室、超音波室、外科)の検討をもとに乳癌診療を行なっています。このカンファレンスを通して乳癌外科医に求められる問題解決能力をみがき、患者中心の医療を実践しうる乳癌専門医の基礎を築きます。

施設認定

日本外科学会 専門医修練指定施設
日本乳癌学会 専門医認定施設
日本病理学会 研修認定施設[A]
日本医学放射線学会 放射線科専門医制度修練機関
日本超音波医学会 認定超音波専門医制度研修施設 など

 

乳腺外科修練カリキュラム

シニアレジデント1年目

乳房切除術の助手か執刀、乳房部分切除術の助手を担当する。
術後補助療法を立案し実行する。
乳房超音波検査、乳腺吸引細胞診を適切に実施し評価する。
消化器外科小手術の助手あるいは執刀を行なう。
年に少なくとも1回の研究発表を行なう。
日本乳癌学会、日本外科学会の修練開始登録を行なう。

シニアレジデント2年目

乳房切除術の執刀、乳房部分切除術の助手か執刀を担当する。
再発症例の治療方針を決定する。
症例検討会で各種画像と病理所見を対比する。
消化器外科中手術の助手を行なう。
年に少なくとも1回の研究発表を行なう。
マンモグラフィー講習会に参加する。

シニアレジデント3年目

乳房部分切除術、センチネルリンパ節生検の執刀を担当する。
症例検討会を開催し診断と治療方針について立案できる。
合併症を有する外科症例の管理を行なう。
年に少なくとも1回の研究発表を行なう。
日本外科学会専門医の予備試験を受ける。

シニアレジデント4年目

術前化学療法の適応を述べ、効果を評価して術式を決定する。
院内勉強会を主催し、関連科との連携ができる。
関連科の研修を行なう(消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科など)。
年に少なくとも1回の研究発表を行なう。
日本外科学会専門医の面接試験を受ける(外科専門医取得)。

以降、京大乳腺外科マグネット病院研修を継続
(当院あるいは京大マグネット施設)

乳腺外科修練5年目

日本乳癌学会認定医を申請する。

乳腺外科修練6年目

日本乳癌学会専門医を申請する。

 

週間スケジュール

1)手 術  (月、木)
 乳腺外科 乳癌専門医の申請に必要な手術を経験する
 1年目 乳房切除術の助手か執刀、乳房部分切除術の助手〔50例〕
 2年目 乳房切除術の執刀、乳房部分切除術の助手か執刀〔50例〕
 3年目 乳房部分切除術、センチネルリンパ節生検の助手か執刀〔50例〕
 4年目 術前化学療法後の手術〔10例〕
 外来手術  (火、木)〔50例〕

 関連科研修 外科専門医の申請に必要な手術を経験する〔最長6ヶ月〕
  消化器外科 〔50例以上〕
  心臓血管外科 〔20例〕
  呼吸器外科 〔20例〕
  他の関連科

2)検 査  (水、金)
  乳腺吸引細胞診
  乳房超音波検査
3)化学療法  (木:外来化学療法室)
4)抄読会  (火:8:00〜)
4)回 診  (金:7:30〜)
5)乳腺カンファレンス  (金:18:30〜)
 参加部門:
  病理部門、放射線科、細胞診室、超音波室、乳腺外科
 検討内容:
  外来の乳腺腫瘍症例の検討
  術前・術後症例の検討
  診断困難例の検討

 当院乳腺外科の紹介を致しました。
 「充実した1週間」と「快い週末」が特徴で、最短での乳癌学会専門医の申請が可能です。
 新たなチームメイトをお待ちしています。

患者の皆様へのお知らせとお願い

ページの先頭へ