緩和ケアセンター
概要
担当スタッフ
現在、専任医師と専従看護師の2名が所属し、疼痛等緩和ケア対策チームの一員として、総勢20名の多職種メンバーで患者さんの診療や医療スタッフのサポートを行っています。また、疼痛等緩和ケア対策チームが緩和ケア外来を担当しています。
院内・外の部署と連携
上記のチームによるサポートの他に、緩和ケア普及のための院内・外での教育・啓蒙活動や院内の条件整備を、がん相談支援センターや地域医療連携室など院内・外の部署と連携ししつ行っています。
疼痛等緩和ケア対策チーム(PCT)
患者さんやそのご家族、さらには関わる医療スタッフのつらさに寄り添うことを目的とし、さまざまな職種がチームを組んで、主治医や病棟スタッフを支え、ひいては、患者さんやご家族を支えてゆきます。
詳細につきましては、下記のページをご覧ください。
緩和ケア外来
緩和ケア外来について
がんの治療と並行して苦痛を和らげられるように、緩和ケアチームの医師が支援します。ただし、処方や検査等は行いません。
受診方法
緩和ケア外来は、完全予約制です。また、家族のみの受診はできません。
当院に通院中の患者さん
受診している診療科の主治医にご相談いただき、緩和ケア外来の受診予約をお取りください。
- 火・木曜日 9:30-11:30 14:00-16:00
他院で通院中の患者さん
現在通院中の主治医より、当院の地域医療連携の窓口を通じて受診予約をお取りください。
- 木曜日 午後
緩和ケアをうけるには
緩和ケアは、例えばホスピス・緩和ケア病棟といった特別な場所で特別な医療スタッフから受けるものだけではありません。あなたの主治医・担当看護師、あなたに関わるすべてのスタッフが、今、過ごしている病棟やお家でのあなたのつらさをやわらげるために、今、していることも緩和ケアです。
緩和ケアチームは、それらがうまく行くように、陰から日向からお手伝いしています。
ご入院中の方
まず主治医または看護師にご相談ください。
外来通院中の方
がんの難治性疼痛に対する神経ブロック
神経ブロックとは
神経ブロックは主として末梢神経(脳脊髄神経や交感神経節)に直接またはその近傍で局所麻酔薬、神経は解約を作用させたり、高周波熱凝固、パルス高周波通電を行うことにより、一時的あるは長期間にわたり神経機能を停止させ、痛みを軽減することを目的とした治療法です。難治性疼痛に対して用いられます。
実施について
当院では、がんの難治性疼痛に対する神経ブロックについては奈良県立医科大学附属病院と連携し、実施しております。
完全予約制となっており、適応の有無についての判断も必要ですので、希望される場合はまずは主治医にご相談ください。主治医から当院緩和ケアセンターを通じて奈良医大ペインセンターと受診についての調整を行います。
連携医療機関
奈良県立医科大学附属病院 ペインセンター
(患者さんから直接受診予約をとることはできません)