脳神経外科
研究と業績

論文・学会発表

1年間の手術件数(平成22年)

総手術数  672件

うち 血管内手術123件、内視鏡手術18件

1 脳腫瘍 107件
・摘出術 70件
・定位放射線治療 29件
2 脳動脈瘤 101件
・ネッククリッピング術(顕微鏡下手術) 68件
・動脈瘤塞栓術(血管内手術) 33件
3 脳内出血 60件
・開頭手術 35件
・内視鏡手術 12件
・定位脳手術 3件
4 脳動静脈奇形、脳動静脈瘻 19件
5 閉塞性脳血管障害(脳梗塞) 90件
・脳血行再建術(顕微鏡下手術) 26件
・脳血行再建術(血管内手術) 64件
6 頭部外傷 87件
・開頭手術 17件
・穿頭手術 70件

トピックス

 もやもや病(ウィリス動脈輪閉塞症)は、頭蓋内の主幹動脈が徐々に細くなる原因不明の病気です。この病気の発症年齢は、小児期と成人期後に二つのピークがあります。成人例では、その約半数が脳虚血(脳の血が足りないための症状)、残りの半数が脳出血で発症します。脳出血は、側副血行路として脳に血を送っている血管(もやもや血管)に負担がかかることにより出血するのだと考えられています。治療として出血発症例に対しては、もやもや血管の負担を軽くして、出血しにくい状態を作るためにバイパス術が行われて来ましたが、統計学的にその有効性は実証されていません。そこで、現在、厚生労働省特定疾患対策研究事業の一環としてJapan Adult Moyamoya Trialが行われています。この研究は、出血発症成人もやもや病に対するバイパス手術の効果を科学的根拠に基づいて解明するための、他施設共同研究です。この研究には、全国で23の施設が参加していますが、当院もその一つとして参加しています。

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