総合内科
概要
全人医療が必要となってきています
現在、日本は65才以上が全人口の23%を占め世界的にも例のない高齢者社会となりつつあります。高齢化の中で患者さんは複数の疾患を持つことも多く、ますます全人医療が必要となってきています。
様々な病気を抱えておられる患者さんを診察します
当院は病床数815床、専門診療科24の先端医療を誇り、臓器別診療の成果を挙げていましたが、一方で専門診療に偏る欠点を補完するために、総合外来・総合病棟を新設し、各科の壁を取り払った総合診療制度を導入することで、各専門科的な訴え以外や複数の病気を抱えておられる患者さんを診察するシステムをとっています。
診察に当たる所属スタッフ
総合内科外来は、総合内科の専従医師、専門各内科(呼吸器、循環器、消化器、内分泌、血液、脳神経)医とシニアレジデント(後期内科系研修医)で診療に当たっています。
正式名称
診療科名としては、総合内科と称していますが、院内での正式名称は、研修医の教育も含むため「総合診療教育部」と呼ばれています。
対応疾患
紹介状を持たない内科系の初診患者さんの診療を中心に、感染症、リウマチ・膠原病、腎臓病の専門診療も行っています。様々な訴えのある患者さんを診察し、必要があれば専門科外来へ紹介します。軽症の場合は総合内科で完結していますが、入院が必要となれば、総合内科として入院していただきます。
外来受診日と担当医
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1診 | 明保 | 田川 | 不定 | 金井 | 田川 |
2診 | 日村 | 木下慶 | 不定 | 長野 | 武内 |
3診 | 岩阪 | 不定 | 辻畑 | 富樫 | 藤原 |
4診 | 中井 | 岡垣 | 不定 | ||
5診 | 不定 | 不定 | 不定 | ||
備考 |
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膠原病外来
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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午前予約のみ |
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1診 | 八田 | 八田 | |||
2診 | 三宅啓 | 佐田 | 三宅啓 | AM.三宅啓 (予約のみ) |
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備考 |
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特色
入院時の診察・治療システム
入院患者は総合病棟を中心に原則として6人の専従のスタッフないしはシニアレジデントとともにジュニアレジデント(初期研修医)が「受け持ち医」となって診療しています。常時約30~50人の患者さんが入院されています (時期により増減します)。
◎入院患者さんの疾患の内訳
総合内科外来に来院された不明熱、原因不明の炎症性疾患、感染症に加え、専門領域としては、リウマチ疾患、膠原病、全身性血管炎、腎疾患などです。他院からの原因不明の発熱や、病態の不明な患者さんの転入院も多くなっています。
他科と密な連携をとっています
入院された後に、膠原病や全身性血管炎などと診断が判明し、初めて治療が奏効する症例も少なくありません。また、癌や悪性リンパ腫などの悪性腫瘍、心臓疾患(感染性心内膜炎など)が発見され、それぞれの専門内科に転科していただく場合もあり、病院内の他科と密な連携をとっています。