眼科
概要
難治症例にも十分対処できる体制をとっています
当科の特徴としては、最新の医療を取り入れることで他施設では難治症例とされる白内障、緑内障、網膜硝子体疾患に対しても十分対処できる体制をとっていることが挙げられ、現在に至まで近隣の医療機関から多数紹介頂いております(2021年度 年間1450件)。網膜剥離、急性緑内障発作、外傷等にも迅速に対応でき、緊急手術が多いことも特徴です(2021年度 年間148件)。内、多くが網膜剥離を占め、高い復位率を誇っております。
また教育病院として医師育成もついても重点をおいており、週に一度カンファレンスにて造影検査に関するディスカッションや、外来での指導体制も充実しております。
外来担当スタッフ
6名の常勤医師、2名の非常勤医師と9名の視能訓練士(内1名非常勤)が外来診療を担当しています。
視能訓練士の内2名はロービジョン指導が可能であり、視機能低下した方に対し適切な訓練、アドバイスができる体制が整っております。
かかりつけ医での通院へ
これまで外来において術前から術後長期にまで多数の患者さんに対応してきましたが、急性期病院としての役割を十分果たせるよう、当院での急性期治療が落ち着けばかかりつけ医での通院へ戻って頂く体制に努めています。
他科の医師と連携し医療を提供します
総合病院の特徴として全身疾患を持つ患者さんも多く受診されますが、他科の医師と効率良く連携し医療を提供することで、一般の方と同様に安心して視力獲得を目指して頂けるようスタッフ一同努力します。
対応疾患
白内障、緑内障、網膜剥離・増殖糖尿病網膜症・加齢黄斑変性症等の網膜硝子体疾患、角膜疾患、斜視弱視に対し一人一人の患者さんに合わせた高いレベルの医療を目指して診療を行っています。
外来受診日と担当医
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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初診・再診 |
初診・再診 |
休診 |
初診・再診 |
初診・再診 |
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初診 | 曽根 | 志水 | 手術日 | 溝口 | 阪本知 |
1診 | 西脇 | 西脇 | |||
2診 | 溝口 | 小松 | AM.阪本知 | AM.小松 | |
3診 | AM.志水 | AM.溝口 | 曽根 | AM.志水 | |
4診 | AM.小松 | 阪本知(斜視) | AM.小松 | AM.曽根 | |
5診 (当日再診のみ) |
阪本知 | 曽根 | 志水 | 溝口 | |
備考 |
眼科受診の皆様へ
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特色
質の高い医療の提供に心がけています
救急も含めた一次的な診察を行なうとともに、最終病院としての役割を担っています。ほぼすべての眼疾患を扱っていますが、特に白内障、緑内障、網膜硝子体疾患(網膜剥離、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性症など)および小児の白内障、緑内障、斜視に重点をおいて診察・治療を行なっており、最新の機器を備えた質の高い医療の提供に心がけています。
年間156件の造影検査を施行しており(2021年度 フルオレセイン蛍光眼底造影 94件、フルオレセインーイントシアニングリーン蛍光眼底造影 62人)、適切な診断に心がけております。撮影された写真はカンファレンスにて検討しし最適なアセスメントができるよう努めております。
ロービジョン外来
当院では、毎週水曜日13:30よりロービジョン外来を行っています。
ロービジョン外来とは、加齢黄斑変性や緑内障など眼の病気により「見えにくい」、「眩しい」、「歩きにくい」など日常生活に不自由を感じている方に、残存する視機能を最大限に活かし視覚サポートを行う外来です。一人ひとり異なるニーズに対して、対話しながら眼鏡やルーペなどの視覚補助具の選定、日常生活の便利グッズの紹介、身体障害者手帳の相談など行っております。何か眼に関しての日常生活にお困りの事がございましたらお声かけください。